あーあ、見なきゃ良かった新聞の企業の人事欄、また出がけに年金機構からのお手紙を見て更に落ち込んだ。
今居る会社は、ここ数年業績が落ち込み、給料も増えない、ボーナスも出なかったり、出ても本当に雀の涙程度だ。
前に居た会社は、それなりに業績を伸ばしている。過去を振り返ってもせんないことだが、落ち込むよねぇ。
ただ、やっぱり前に居た会社は技術部門と言う事もあって、残業は多いし夜の12時過ぎでも人がわらわら居る様なところだった。(15年以上前の事だし、今は知らない)
そんな会社で勤められ続けたかと問いかけられれば、たぶん無理だったろうなと思う。
前の会社のHPとか見ると、役員がほとんど技術畑出身者で占められてる。今の会社はと言うと、技術畑出身がほとんど居ない。生産管理部門出身とかが多い気がする。
技術出身が無条件でいいとは思わないが、製造業なのに物の作り方を知らない人が上にいるには、いいことなのかな?
マネージメントをしっかりやってくれればそれでもいいけど、それも出来ないっーか、作り方を無視して、すぐやれとか機械の能力以上の事をやれって言われてもねぇ、出来ませんと言うしかないでしょ。
だいたいさー、部課長が現場に入っているのに人が足らないって簡単に言うなとか、どう考えてもおかしいでしょ?
理想の作り方とか、あるべき工場の姿とか、これっぽっちも頭の中に無いんだろうと思う。現場出身者が全てにおいて勝ってるとは思わないけど、作り方を知らない人がどう作れば良く出来るか、根本的な不良の原因はどの辺りにあるかとか思いつかないよなぁ。
ユーザーのデータを、右から左に流して人と設備を投入すれば物が出来ると考えてるおめでたい人達だもの。(機械も精密化が進んでるから、データに不備があれば機械が動かず、物が出来ない事態もありうる。)
今は、工場と言えども、オンラインで繋げ進捗管理やら、データのやり取りとか標準化とか、自動化と考えつく事は色々あるけど、現実は昔のままだし老害どもが多すぎる。
PCの前に座ってると、仕事してない様に見られるらしい、こっちは1日中CAM機の前に座りっぱなしで、必死にデータ作ってるのに。正直、手首がいい加減痛い。
遅いPCでイライラしながらも、PCが効率化にどんだけ寄与してるかなんて、わからんのですよ、あのジジィ共は。だいたいね、会議に実績の数字が必要だからってモニターに出てくる数字をメモするか?プリンタも繋がってるんだぜ。表計算なんかで実績が作ってあるんだから、プリンタ出力すりゃーいいぢゃん。それか、自分のスマホにファイル転送すりゃー、詳しい数字なんぞいつでもどこでも直ぐに解るだろ?
そんな化石みたいなジジィ(まあ私もいい加減ジジィと呼ばれる歳ですが)が上に居る限り、この会社はスローデスへと進んでいく。
最近はもう、自分が定年になるまで持てばいいやなんて思ってたりもするのが、自分でも怖い。
ハハッ、隣の芝生は青いですかね?会社が嫌いな癖に、何言ってんだオレ。