「銀翼のイカロス」読了

待ちに待った、半沢直樹シリーズの最新作。今回は航空会社を立て直そうかというストーリーの様で、債権放棄をどうにかするお話かな。

まあ、モデルとして思い浮かぶ会社や政党が出てくる。
一介のバンカーが携わるのには、ちょっと大きい舞台なので現実味に欠ける気はするが、そこは勢いで読ませてくれる。
まあ、確かに大臣だからといって遠慮する必要は無いし、法的根拠の無い依頼を蹴るのも当たり前と言えば、当たり前なのかもしれない。(でも、大井原発はチョクトのお願いで止めちゃったんだよね、法的根拠も無しに。経済的な損失も馬鹿にならなかったろうし、結局、巨大地震も起きてない)
しかし、この白井という大臣がアホすぎる。民主党にもここまでのアホはいないと信じたいが、居たんでしょうかねぇ。
ちょっと皮肉が効きすぎてるけど、民主党が政権を取った時はこんな事の繰り返しだったんだものなぁ。あの人達は、パフォーマンスと自民党の否定ばかりで、経済政策もまるきり駄目だったからなぁ。
まあ、読んで爽快感を味わうにはお勧めですよ。

民主党も労働者よりの政策を打ち出せば、支持も増えると思うんだけどなぁ。
支持母体も組合系が多いのに、なんでやらないんでしょうか?最低賃金云々なんかより、有給休暇が1年で消えちゃうのを、3年、5年と段階的に伸ばすような法案でも通せば、有休の取得率も上がるし、休日にレジャーすることが増えて経済も活性化するかもよ。

f:id:street-man:20140821204349j:plain

順調に育ってまーす。