武井壮が、箱根駅伝についてFacebookで色々書いている。最初に、芸能人(?)でも、こんなまともな文章を書ける人が居るんだと、少し驚いた。まあ、経歴から言うと生粋の芸能人では無いし、スポーツトレーナーとしてはそれなりの人の様だから、この位の文章は書けて当たり前か。
肉体派のタレントなので、脳みそも筋肉で出来てるかと思っていたけど、そうではなかったんですね、武井さんゴメンナサイ。
内容ですが、当たってる部分もあるし頷けない部分もある。箱根駅伝のWikiも読みました。テレビ中継をやるようになってからは、完全に興業になってるなと感じた。また、箱根駅伝が、最高峰だと世間が認めるなら、いい加減全国に門戸を開放すべきぢゃないの？と感じる。
出雲駅伝や、大学選手権の方が格上と言っても、事実上箱根駅伝に一番注目が集まるのなら、関東だけの大会にしておくのはまずいんではなかろうか。
私も、興業を否定するつもりはありませんし、スポーツの認知度を上げるにはテレビの存在は大きいので、使えるのならば使った方がいいと思う。ただ、これが大学対抗というのが、ちょっと引っかかる。
大学という教育機関なので、文科省の管轄下にあるため、なんでもありとは行かない。文科省の管轄下にあることが不満なわけで無く、学生の本分は勉強なわけですから文科省が縛りを掛けるのは、当然と言えば当然。
手放しで賞賛するわけにはいかんとは思うのよ。まー、大学のスポーツでこれだけ注目を浴びるのは、箱根駅伝とラグビーくらいのものかね。
それを考えると、うまくメディアに乗せたなと思う。(愚痴ぢゃないけど、バスケなんか悲惨なもんですよ、地上波でやるのは天皇杯、皇后杯くらい、深夜に高校バスケの特集があればマシな方、体罰問題ぢゃ悪目立ちしちゃったしねぇ)
実際、今年の正月も箱根駅伝はちらちら観てた。(テレビをずっと観てる程のファンでは無い)感動はさほど無かったが、襷が繋げないのは可愛そうとは思った。
視聴率もいいんだろうし、テレビから箱根駅伝が無くなる事は、当分無いだろう。
だったら、なおさら名実ともに日本一の大会にするべく、関東の大学に限らず門戸を開放すべきと考えるのは、当然ぢゃないの？(まあ、その辺りは協会内部の問題が色々あるんでしょうけどねー）
あと、気持ちは解るんだが民放のアナウンサー、うるさすぎ、妙に盛り上げようとする魂胆が見え見えで、何だかな～という気持ちになる。
オリンピックなんぞは、完全に興業だし、否定してもつまらんし、スポーツの祭典は平和な時にしか開けないので、それはそれでいいんでないかい。
武井さんも言ってるけど、スポーツは偉大な遊びというのは当たってる。(競技者でもあった彼から、こういう言葉が出てくるのは意外だった。)
感動は感動でいいけど、どこかで醒めた部分を持っていたいですね。
